株式会社多慶屋ホールディングス様 / TAKEYA1 新築プロジェクト
PROJECT INTERVIEW
多角的なマネジメントで伝統と未来を”つなぐ”
足掛け4年に渡ったプロジェクトを振り返って
株式会社多慶屋ホールディングスは、創業以来76年にわたり展開されてこられた御徒町のディスカウントストアを2020年春より順次閉館され、解体・新築を経て2022年秋に「TAKEYA1」を開業されました。阪急CMは、足掛け4年にわたった当プロジェクトの企画から竣工まで携わりました。このたび、クライアントである多慶屋ホールディングスの竹谷社長、伊藤取締役、鈴木統括マネージャーにお話を伺い、プロジェクトやコンストラクションマネジャーを務めた阪急CMの印象について振り返っていただきました。
CLIENT
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竹谷宗二様
株式会社多慶屋ホールディングス
代表取締役社長
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伊藤取締役・鈴木統括マネージャー様
株式会社多慶屋ホールディングス
取締役・統括マネージャー
INTERVIEWER
野田 浩司・茂木 勝
阪急コンストラクション・マネジメント株式会社
東京本店
※ 本インタビューは阪急CMが発行する阪急CM CHANNELvol.41(2023年5月発行)に掲載された内容を再編集したものです。掲載されている情報は取材当時のものです。
阪急CMとの出会い
建替え事業を推進するきっかけはどのような経緯だったのでしょうか。
東日本大震災がきっかけでした。築50年を超える建物もあり、耐震補強は繰り返していましたが、社員も含めて私たちも非常に不安になりました。「いずれ建替えなくてはいけないのなら今だ」というのが大きな一つのターニングポイントでした。また従来の狭小・多館構造(最大で48フロア)の脱却も目指していて、レジも無駄ですし、事業を再構築しながら集約化を図りたいという思いがあったのです。
阪急CMに依頼されたきっかけについてお聞かせください。
もともと大規模なプロジェクトでどのようにコスト・工期を精査していくのか、という課題があり金融機関側の紹介もあり依頼させていただきました。そのときにはじめて「コンストラクション・マネジメント」という言葉を知りました。クライアント側の立場にたってプロジェクトを調整いただけるということで、依頼させていただきました。
阪急CMに依頼されてみていかがでしたでしょうか?
阪急CMは多慶屋にとって懐刀
プロジェクトを進めながら設計者・施工者とも打ち合わせしますが、我々が初めて耳にするような言葉や一度も経験していないことを咀嚼(そしゃく)して、分かりやすく教えていただけるのが有難かったですね。定例会に出てもあうんの呼吸で分かり合っていて、そこはこういうことですと解説が入ってくるのは本当に分かりやすかったです。阪急CMに依頼するとき、社内で「阪急CMは多慶屋にとって懐刀である」と捉え、プロジェクトを進めながらまさにそうだと思いました。
水面下での進捗具合を常に説明してくれた
極端なことを言えば、ゼネコンは自社に不都合なことは、ひょっとすると言わないかもしれない。そこに阪急CMが実際の状況(水面下での進捗具合)を常に説明してくれたことで安心してプロジェクトを進めていくことができました。実際に、途中でテナントを入れるという商業施設計画としての事業転換もあったのですが、コストやスケジュールなど各スキームの整理、関係者へのガバナンスも含めて、非常に助かったというのが率直な感想です。
開店後の反響はいかがですか?
これはもう、大変印象的な外観・内観デザインで建物をまとめていただきました。今回の設計者でなければあのデザインは実現しなかったのではないでしょうか?それを合理的なコストで実現してくれた施工者の技術力にも感謝しています。お店は大通りから1本中に入っていますが写真を撮る人も多く、反響は絶えませんね。また、コロナ禍もあり一度離れた客層も、インバウンドも含めて戻ってきています。店内も従来の店舗に比べ集約・効率化され活況を呈していますし、これから夏にかけて屋内外の店内広場も賑やかになっていくと思いますので期待したいですね。
本日は貴重なお時間、ありがとうございました。
ありがとうございました。
御精読ありがとうございました!
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