TEA SQUARE MORIHANTEA SQUARE MORIHAN
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SERVICE実施したサービス
リニューアルプロジェクトCM業務
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- 発注者直営工事 基本設計・発注支援・工事監修業務
SUMMARYプロジェクトサマリー
創業から187年となる宇治茶問屋の再生と利活用のプロジェクト。
かつての茶問屋の風情を残しながら、宇治茶のテーマパークとして来訪者がお茶に関する様々な体験ができる施設へと改修し、宇治の観光中心地から離れたこのエリアにも観光客が流れるようになることを目標としました。伝統工法で再生した築100年を超える町家エリアは、宇治市で3例目となる「景観重要建造物」に指定され、無計画に増改築を繰り返してきた工場エリアは、減築して新たに設けた中庭の周囲に来客ゾーンを配置し、現代的なデザインで改修しました。利用しながらの改修工事であったために約4年の歳月がかかりましたが、2023年(令和5年)6月2日にオープンしました。
阪急CMは基本構想段階から参画し、生産や物販等の機能を止めずに改修をするためのローリング計画を立案しました。町家エリアについては伝統的な建物改修を得意とする設計者と施工者を、工場エリアについては現代的なデザインを得意とする設計者と施工者を選定する等、エリア毎に最適な技術者を選定しました。また、伝統的な建築物を改修するにあたり、町家改修業務に定評のある専門コンサルタントと業務提携し、本プロジェクトに最適な改修方法の検討を行いました。本プロジェクトは小規模ですが、建物の特殊さ、用途の多様性、関係者の多さから全体を俯瞰して見るCMrのマネジメントが有効に機能したと感じています。
(本プロジェクトは「GA JAPAN」184号、「新建築」2023年9月号に掲載されました)
(新建築2023年9月号はこちら ☞ https://japan-architect.co.jp/)
DATAプロジェクトデータ
クライアント名 | 共栄製茶株式会社 |
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所在地 | 京都府宇治市小倉町久保78番地 |
建物用途 | 店舗・工場・事務所 |
延床面積 | 約1,023.72㎡ |
構造 | 木造 一部 鉄骨造 |
階数 | 平屋建 一部 地上2階建 |
CM業務期間 | 2019年2月~2023年6月 |
竣工 | 2023年 |