プラザインドネシアPlaza Indonesia

  • 竣工後サポート
  • 複合施設

SERVICE実施したサービス

設備維持更新プロジェクトCM業務

  • 価値向上のための改修工事計画立案業務

SUMMARYプロジェクトサマリー

 ジャカルタ中心地のランドマーク的な施設である「プラザインドネシアコンプレックス」について、弊社と同じグループ会社である阪急阪神不動産株式会社が本施設を所有、運営する現地事業体へ出資する方針となり、それに伴って主に設備システムに関するランニングコストの低減を含む資産価値向上提案業務を弊社が担当することになりました。
 本施設は商業、オフィス、ホテルの複合施設であるため、そもそも設備計画が複雑ではありましたが、さらに1990年の竣工から現在までに複数回の改修工事は場当たり的に実施してきた側面もあり、弊社担当チームによる現地調査を通して、設備の更新工事が不完全な箇所や一部非効率な改修工事を実施している箇所を発見しました。また建物管理チームへの詳細なヒアリングによって、直近に実施予定であった改修計画や長期修繕計画についての各種問題点を把握しました。それらに対して、現地の設備サブコンと協働して、日本の設備技術の導入を含めた様々な改善提案を行いましたが、特に電気設備については、ジャカルタの不安定な電力供給状況と、電力の不足分を補う発電機に利用する天然ガス単価の高騰への対策として、電気供給契約の変更や予備発電設備構成の見直しなどコスト効率の最適化提案を行いました。

DATAプロジェクトデータ

クライアント 阪急阪神不動産株式会社 
所在地 インドネシア ジャカルタ
建物用途 複合施設
延床面積 約105,072 ㎡